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5分で分かる イギリス政治まとめ その1

イギリスは日本と同じく議院内閣制を取っている国です。簡単に言うと大統領を直接選挙で選ぶアメリカみたいな国とは違い、国会議員の選挙を行って一番多く議席を取った政党のボスが首相に選ばれるという仕組みを取っています。

【イギリスの国会はどんなのがあるか?】

イギリスは日本と同じく二院制を取っています。日本では衆議院(イギリス風に言うとこっちが下院)と参議院(同じく上院)で二つとも選挙で議員が選ばれていますが、イギリスでは下院である庶民院(House of Commons) と上院である貴族院(House of Lords)があります。あのビッグベンがある例の建物がイギリスの国会です。これぞ正にロンドン。

これを読めば分かるイギリスの政治 ウェストミンスター 

ただし!選挙で議員が選ばれるのは庶民院だけです。日本人の大多数は国会議員は選挙で選ばれるのが普通だと思ってる人が大半だと思うので、マジかよっって思った人も多いと思いますが、これが階級社会と言われるイギリスの一面をよく表していると思います、

じゃあ貴族院って誰が選ばれているんだって話ですが、ちょっと前までは(1999年まで)世襲貴族と呼ばれる人たちが大半を占めていたので、国会議員が世襲だとよく揶揄される日本は形式上は選挙ありますが、まさかのノー選挙での完全世襲で、おじいちゃんが議員でお父さんも議員だから息子も議員でその子供もまたという感じです。

今は世襲は禁じられましたが、それ以外に聖職者席というこれもまた日本人にはよく分からん席ホルダーがいて、英国国教会(乱暴に言うとイギリスのキリスト教)の大都市の主教と呼ばれる人に席が用意されている、と。日本で参議院にそれぞれ明治神宮とかの人の席が用意されているようなもんなので、かなりイメージしづらいかと、笑

【シートは赤色!貴族院って何やってんの?】

上に書いたように、貴族院は全然民主的に選挙で選ばれた人たちじゃないので、実際あんま権限ありません。正直一般のイギリス人は貴族院議員の名前を挙げる事も難しいし、誰が何やってんのかあんま知られてない秘密結社みたいな感じになってます、苦笑 

どうしても見たければBBC ParliamentっていうNHKの国会中継みたいな放送をずーっと流している公益性高すぎだけど誰が見てんだろうっていうチャンネルで貴族院の審議を見れます。皆さん貴族なのであまり街中で聞かない格調高い優雅なアクセントの英語でお話されますのでそういう英語の勉強にはいいかもしれません。

これを読めば分かるイギリスの政治 貴族院

じゃあ何のためにいるんだっていう話ですが、これはもう歴史というか、人によって色々意見あると思いますが、民主的に選ばれた人が必ずしも頭良く、見識があるという訳ではないので(苦笑)またどうしても選挙を意識しないといけない人たちは、時に煽りがちになったり、国民の空気みたいなものに左右されがちですが、貴族院の人たちは頭良いかは別にして(笑)選挙を意識しなくていい人たちなので個人的にはこれが大きいと思います。みんながウエーイみたいにイケイケドンドンなってる時に、周りの空気に流されず、「おい、ちょっと待て」とブレーキを踏む役割を果たすという意味での意義はあるとは思います。

実際ブレクジット決まったばっかりの国全体が訳分かんなくなってる時に、貴族院の人たちは冷静に法律に則って取るべき手続きをきちんと取れと全うな事を繰り返し言っていた記憶があります(何てったって貴族ですから)

【シートは緑色!庶民院って何やってんの?】

庶民院は日本の衆議院に近いので比較的日本人にはイメージしやすいと思います。ここで過半数を取った政党のボスが首相になります。テレビでも下院の審議をしている場面がよく流れるので、見たことある人も多いと思いますが、イギリスの下院は真ん中を境に与党と野党が向かい合って座るというガチで議論しまっせという作りになっています。

有名なのが剣線という赤い2本の線でこれを越えて内側に入っちゃいかんというやつですね。この外側にお互いがいれば、議論が白熱してきてコノヤローと剣を振り回す奴が出ても届かないという事ですが、今はそもそも武器持ち込み禁止だと思うんで(苦笑)まあ伝統を大事にするイギリスらしい名残ですね。

これを読めば分かるイギリスの政治 下院の剣線

真ん中の座に座るのがSpeakerと呼ばれる人で、名前はスピーカーですがいわば司会進行役な仕事をします。イギリスの議会はうるさいです。多分国会中継とか初めて見た人はビックリすると思います。自分の党が話している時は賛同のイエーイっていう声がうるさくて、相手の党が話している時はブーイングをしたりとかなり忙しいです、笑

スピーカーはこういう騒音に対して、静粛に!というのが主な仕事です、多分。それしか見たことがない、笑 オーダー、オーダー(Oooorder, Oooooorder)ってビストロスマップの中居君以上に(古いか、笑)声張り上げてます。というか本当常にガヤでうるさいのがイギリスの下院です。現在(2018年1月執筆時点)ではジョン・バーコウ(John Bercow)っていう目のくりくりしたおじさんがスピーカーを務めてますが、オーダーっていう時の顔芸、もとい表情の豊かさは一見の価値ありなので、そこに注目頂きたい。

現在の庶民院の定数は650議席。日本の同じく下院にあたる衆議院は定数が縮小されてきて465人しかいないんで、人口対比で考えても人口約6,300万人のイギリスに比べて日本は倍くらいまだいるんで、イギリスの国会議員は結構多いかも。

イギリスの貴族院になるともっと多くて、800人以上議員がいるとの事です。入らなくね?と思った人は鋭いですが、貴族なんでサラリーマンみたいに毎回毎回審議に無遅刻無欠勤で来ていないという事が、おそらくヒントでしょう。

以上、駆け足でイギリスの国会はどんな所なのかを紹介してきました。次回はではこの庶民院にいる650人はどういう人たちなのか、イギリスの政党とどういう地域、階層の人が支持しているのかについてまとめるよ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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