【定番】イギリスの夏と言えばこれ【教えます】その1

イギリスの冬は長く厳しいです。。。

暗くて寒い日々が一年の半分以上(10~4月)続くイギリスにおいて夏は全国民のテンションが異常に上がる期間となります。

これは太陽が出ているかどうかが主な判断基準になるようで、4月頭くらいに気温はまだ凍てつくほど寒いにもかかわらず、太陽さえ出ていればTシャツで街に出るフライング気味、というか明らかにフライング(絶対寒いでしょ)のイギリス人を見れば、いかに彼らが夏を心待ちにしているのかがよく分かります。

そんな短いイギリスの夏は突然やってきます。

5月になると春を飛ばして急に20度近くまで気温が上がると、それは夏になった証拠です。えっ?20度じゃそんなに熱くないだろって?

甘いです。イギリスでは20度は既にみんなが暑いと認識する完全な夏の気温です、笑  外に出ればすぐにわかります。みんな急に露出度が上がって道を歩いていたらそれが夏になったというサインです。

summer in UK

6-7月が一番暑い時期なので何日かは(毎日という事はありません)30度を超える日があるのですが、そんな日は街中が大変な事になります。

どういう事かというとイギリスの家は日本と違って、冬の寒さに対応するため断熱性を高めた作りになっているので、風通しが悪いです。

したがって家の中がすぐ蒸し風呂みたいになります。

イギリスにはエアコンが普通の家にはまずありません。あっても扇風機が限界です。なので大半のイギリス人はエアコンの使い方を知りません。

これによって何が起こるかというと、バスとか地下鉄の公共機関はさすがにエアコンが付いているのですが、こっちの人はすぐにちょっとでも暑いと窓という窓を全部開けてしまいます!

日本で窓開けっぱなしだったらエアコンガンガンかけてもいつまで経っても部屋涼しくならないので、最初は暑くても涼しくなるまで窓を閉め切って待ちますが、その常識はイギリスでは通じません。

真夏のバスは大体暑いです。窓が全部空いているので電気代の無駄が半端ないです。そこで窓を閉めようものなら「何だこのバカは?」みたいな目で見られます、笑 エアコンから出ている風は温風だと思っているのか、とにかく今暑いからこの瞬間をしのぎたいという根気の無さで開けてしまう人もいるのでしょうが、ほとんどは家でエアコンを使った事がない事によるものだと思います(苦笑)

そんな全国民のテンションがあがるイギリスの夏ですが、日本で花火や海水浴のスイカ割りが夏の風物詩となっているようにイギリスにもイギリス人がこの季節が来ると夏だな~と感じる夏の風物詩が数多くあります。

今回はTokyo Directブログが独断と偏見で選んだイギリスの夏の風物詩を紹介します!

では行ってみましょう。

①ウィンブルドンのテニス

言わずと知れたテニスの世界四大大会の一つで世界一有名な芝コートのテニス場がロンドン南西のウィンブルドンにあります。

ウィンブルドンと言えば、チケットの入手がものすごく難しい事で有名ですが、確かに決勝とか最後の方のセンターコートの試合は普通のルートで手に入れるのは本当に困難ですが(有名人とかあとはウィンブルドン在住者に優先的に抽選で割り振られる)最初の方の試合はたとえ有名選手であっても結構普通に手に入れる事が出来るので、おススメです。

特に選手にこだわらずウィンブルドンの雰囲気だけを味わいたいという事であればその日既に帰った人のチケットを再発売するリターンチケットなるものがあるのでこちらがあれば当日行っても入れます。

ウィンブルドンでテニスを見ている人は何もテニス場の中に入っている人だけでなく会場の外で芝生の上で寝っ転がって大型スクリーンで見ている人もいるので大会期間中は街全体がお祭りムードになっています。

そしてウィンブルドン名物と言えば、イチゴ!英語ではストロベリークリーム(Strawberry Cream)というイチゴに甘いクリームをかけたもの(日本の練乳に近いようなものです)。

イギリスの夏 ウィンブルドン テニス 

イチゴを食べながら、ピムス(これもイギリスの夏には欠かせない定番のお酒です)を飲んで、太陽の下でダラダラとテニス(会場の中で観るとあまりダラダラ出来ませんが、笑)を見るのがイギリスの夏の風物詩です。

イギリスの夏 ピムス

②BBCプロムス(特にハイドパークのファイナル)

ロンドンのロイヤルアルバートホールにて7月半ばから9月頭まで行われるBBCプロムスはクラシック音楽ファンでなくても一見の価値ありです。

まずチケットが安い!

一番安い公演日の立ち見(地べたに座って見る人が多いですが)なら10ポンドもしないで買えるくらい手軽に身に行けるためクラシック音楽の敷居が高いという今までの概念を打ち破られます。

しか相手は世界最高峰のオーケストラで、笑 この価格で観れるのが世界でもかなりまれだと思います。

次にロイヤルアルバートホールが豪華すぎる!

この建物の荘厳な雰囲気と圧倒的な存在感はクラシック鑑賞にもってこいの最高の舞台です。

イギリス プロムス ロイヤルアルバートホール

本当に心地よい空間なので気を付けないと居眠りしてしまいそうになりますが、ここで居眠りするなんえて最高の贅沢だと思いませんか?笑

約一か月半に渡って行われるプロムス最終日はロイヤルアルバートホールとハイドパークの二か所で同時開催されます。

Proms in the parkと名付けられたイベントでは公園で思い思いに寝そべりながらクラシックを聴き、夏の終わりの余韻を楽しむ人たちであふれます。

プロムスインザパーク ハイドパーク

中でも一番盛り上がるのが「威風堂々」の演奏と大トリを飾るのは「蛍の光」(日本では閉店間際の店で流れるあれです、笑)をみんなで演奏無しで合唱します。

この時はルールがあって、みんな起立して隣の見ず知らずの人と手を交差させて皆で手をつなぎながら歌うのが慣例です(こんな感じです↓)

プロムス 蛍の光

蛍の光は大晦日のロンドンのカウントダウンの花火の時も同様に歌う慣習がありますので、その時も同じように交差手つなぎでみんなで盛り上がります。

イギリスに来たからには是非この経験をして下さいね!蛍の光の英語の歌詞分かんないよという方でもご心配なく。蛍の光はAuld Lang Syneといいスコットランド民謡が発祥とされていますが、歌詞はスコットランド語が混ざっていて複雑なので、ここは大きな声で日本語で歌いましょう!

その2に続きます。

 

 


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